第2回デジタルシティ京都会議 国際シンポジウム (2001.10.18) 非均質さを超えて: 技術と人々をつなぐBeyond Heterogeneity: Bridging Technologies and Humans
石田 亨
2000年7月から5年間の予定で"デジタルシティのユニバーサルデザイン"プロジェクトが科学技術振興事業団(JST)戦略的基礎研究推進事業(CREST)によって開始された. このプロジェクトの目的は「デジタルシティを健常者, 高齢者, 障害者を含めた万人が利用, 参加できるものにすること」である. デジタルシティを市民の生活情報空間とするためには, 万人が利用しやすいものとしなければならない. このプロジェクトは, インターネットを通じた「情報発信」「情報受信」「参加」を対象に, ユニバーサルデザインのための基礎技術の開発を目的としている. 今回の講演では, 仮想空間, アニメーション, エージェント, 分散視覚, モバイルコンピューティングなどの次世代のテクノロジーと, それを適用して行う様々な実証実験(高齢者ナビゲーション, 環境体験学習, 防災訓練)を紹介する.
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