国際シンポジウム「デジタルシティのデザイン」 (2004.12.9)

カメラネットワークによる街のモデル化と認識

石黒 浩
大阪大学大学院 工学研究科

デジタルシティプロジェクトとして,これまで知覚情報基盤の研究を行ってきた.知覚情報基盤とは,カメラなどの環境に設置された多数のセンサによって,人間の行動を認識し,支援するものである.特に,本公演では,京都駅に設置した多数のカメラによる人間の行動認識を中心にその可能性を議論する.

Ishiguro 1991年大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻修了.工学博士.同年山梨大学工学部情報工学科助手.1992年大阪大学基礎工学部システム工学科助手.1994年京都大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授,1998年同大学大学院情報学研究科社会情報学専攻助教授.この間,1998年より1年間,カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員.2000年和歌山大学システム工学部情報通信システム学科助教授.2001年より同大学教授.1999年より,ATR知能映像研究所客員研究員.現在,大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授およびATR知能ロボティクス研究所客員室長.知能ロボット,アンドロイドロボット,知覚情報基盤の研究に興味を持つ.

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