デジタルシティのユニバーサルデザイン 会議
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第3回 デジタルシティワークショップ
会合名: 科学技術振興機構
「デジタルシティのユニバーサルデザインプロジェクト」
第3回 デジタルシティワークショップ
 −デジタルシティと都市のデザイン−
日時: 2004年6月4日(金)
13:30〜18:20
場 所: 京都大学 学術情報メディアセンター
(京都市左京区吉田二本松町)
南館2F 202講義室
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/access/accesspage.php
参加費: 無料
プログラム:

13:30-13:40	オープニング
		石田亨(プロジェクトリーダ,京都大学大学院情報学研究科 教授)
 

13:40-14:40	招待講演 (1) 「都市デザインと都市の魅力」
		鳴海邦碩先生(大阪大学大学院 工学研究科 教授)

	(概要)
	“行って見たい都市”, “絵になる都市”,“移ろう都市の景観”,“都市の記録”,
	“都市の探索”,等をキーワードに,都市環境デザインの考え方や手法について
	 ご紹介頂く予定.


14:40-15:20	プロジェクト講演(1) 「街を見る技術・人を見る技術」
		石黒 浩(プロジェクトメンバ,大阪大学大学院 工学研究科 教授)
		小泉智史(プロジェクトメンバ,科学技術振興機構 研究員)

	(概要)
	デジタルシティプロジェクトの中で,街を見る技術と,街の中の人を見る技術に
	かかわってきた.街を見る技術としては,全方位画像を用いたTownDigitizingに
	取り組んできた.この方法は,単に画像を撮影するだけで,リアリティの高い
	Walkthrough環境を再現できる.一方,人を見る技術としては,街に設置された
	カメラにより,人の行動,特に群行動を認識するシステムを開発してきた.これ
	らの技術は街とネットワーク世界をつなぐインターフェースになると考えている.


15:20-15:30	休憩


15:30-16:30	招待講演 (2) 「デジタルコンテンツ産業における集積とコミュニケーション
		の経済地理学  :ハリウッドのVFXプロジェクトの分析を中心に(仮題)」
		原 真志先生(香川大学大学院 地域マネジメント研究科 助教授)

	(概要)
	経済のグローバル化とIT時代の到来にも関らず,「地理の終焉」は現実のもの
	ではなく,生産拠点の分散化と同時に最先端の経済活動は依然として特定の場所
	に集中する現象が見られる.本講演は,コミュニケーションや知識創造と集積論
	の視点から,映画産業の世界的集積として知られるハリウッドにおけるデジタル
	コンテンツ(特にCGによる視覚効果:VFX)のプロジェクトの分析を中心に,
	企業行動の立地に関する最近の経済地理学の成果を報告する.


16:30-17:10	プロジェクト講演(2)
		中西英之(プロジェクトメンバ,京都大学大学院 情報学研究科 助手)


17:10-18:20	パネル討論 「デジタルシティと都市のデザイン」
		司  会:片井 修(プロジェクメンバ,京都大学大学院 情報学研究科 教授)
		パネリスト:講演者4名

	(概要)
	4つの講演内容を題材に,都市環境デザインや経済地理学を参考としたデジタル
	シティのデザインのあり方等について議論する.